オークションの知識
買い手側の心理と購入までの流れを説明します。
1・商品検索
買いたい商品を検索するときは、カテゴリーから商品名やブランド名で検索するのが普通です。
もっと商品を限定したいときは、新品、サイズ、カラーなども検索ワードになってきます。
商品名を決めるときは文字数制限があり、その中でも検索されやすいワードを選ぶ必要があります。
ブランド名、商品名、種類、サイズ、カラー、他にも送料無料などの情報を載せれれば、さらに良いでしょう。
ここで重要なのは、ブランド名は英表記と和表記の両方を載せておくことです。
英表記は大文字でも小文字でも、同じ様に検索されますから、ブランド名が大文字でも小文字で表記しましょう。
2・商品閲覧
商品を検索すると一覧になって見ることができます。
このとき、価格順、期間順、即決順などにすることができます。
ここで重要になってくるのは、商品の画像です。
たくさんある商品一覧の中で、まずは自分の商品ページにきてもらわなければいけません。
商品全体がキレイに写っている、背景と商品の色のバランスを考える、ゴチャゴチャした画像になっていない。
商品に対する第一印象が良い写真を撮りましょう。
3・商品詳細
商品の情報をなるべく詳しく、シンプルに伝えたほうが効果的です。
まずは商品の画像ですが、限られた枚数の中で全てが写るような画像を載せましょう。
全体像、ブランドタグ&ロゴ、表記サイズ、原産地、付属品など。
商品説明には商品名(ブランド名)、サイズ、カラー、コンディション、送料、支払方法を記載します。
メーカー希望小売価格を記載して割安感を出したり、限定品やレア物であればアピールするのも良いでしょう。
支払方法は銀行によって手数料が変わってきますので、選択肢が多いほうが良いです。
大手都市銀行、ネットバンク、ゆうちょ銀行は口座を作っておきましょう。
また、ネット上で残高照会や振込みをできるように手続きしましょう。
《大手都市銀行のインターネットサービス》みずほ銀行→みずほダイレクト | 三井住友銀行→SMBCダイレクト | 三菱東京UFJ銀行→三菱東京UFJダイレクト | りそな銀行→りそなダイレクト | 新生銀行→新生パワーダイレクト | ゆうちょ銀行→ゆうちょダイレクト |
名称 | 同銀行間手数料 | 他銀行間手数料 | 説明 |
ジャパンネット銀行 | 52円 | 168円(3万以上262円) | ATMの手数料、3万以上は無料 |
楽天銀行 | 50円(月10回まで無料) | 160円(3万以上250円) | ATMで引出す場合は別途申込みが必要 |
セブン銀行 | 52円 | 210円 | ATMでの手数料7:00〜19:00まで無料 |
ソニー銀行 | 無料 | 210円(月1回無料) | ATM引出し手数料105円、月4回無料 |
住信SBIネット銀行 | 無料 | 150円(月3回無料) | ATM引出し手数料105円、月5回無料 |
じぶん銀行 | 無料 | 170円(3万以上270円) | ATM引出し手数料105円、月3回無料 |
大和ネクスト銀行 | 無料 | 210円(月3回無料) | ATM引出し手数料105円 |
4・送料について
オークションだけでなく、良い商品を安く買いたいのは誰もがそう思います。
送料で利益を上げている人もいますが、許容範囲内でなければ不信感に繋がります。
1,000円の商品に1,000円の送料と、1,200円の商品に800円の送料とでは印象が違います。
安い発送方法で配送できる商品は商品利益を重視し、それ以外の商品は送料利益も考えて価格設定をしましょう。
メール便や定形外など、商品によって配送方法をお客様に選択してもらうほうが、結果利益が上がるでしょう。
5・注意事項
トラブルにならないように、商品ページには必ず注意事項を記載しましょう。
・初期不良品に関してのアフターケアの詳細。
・入金確認から発送までのかかる時間。
・その他免責事項やトラブルの際の詳細説明。
有名なオークションサイト
有名なショッピングサイト
海外で利用できる決済サービス
PayPal(ペイパル)
海外で買い物をするときは、クレジットカードが必要になってきますが、 国やお店によっては使用できないカードがあります。 ペイパルは売り手と買い手の間に入り、スムーズで安全な決済サービスとして、世界中で利用されています。 メリットとしては、採用しているお店が多いこと、個人情報の漏えいを防げることです。 日本でもネットショップやオークションではトラブルになることがあります。 まして海外であれば、言葉の問題や民族性の違いなど不安要素が多々 ありますので、トラブルを避けるためにも利用したほうが良いでしょう。
輸入代行を利用する際の注意事項
実績・信頼のある業者を選ぶ
代行業者とは海外で購入した商品を、買い手に代わり日本に送ってくれる会社のことです。
しかし、代行業者によっては曖昧な表記をして、後で高額な手数料を請求する業者もいます。
ホームページに会社概要や代行料金、免責事項など詳しく記載してある業者を選びましょう。
代行業者によってサービスや料金が違いますので、比べてからご利用してください。
海外の住所を取得する
海外のネットショップやオークションでは海外発送をしないことがあります。
また、会員登録をするときに、海外の住所だと登録不可能なサイトもあります。
日本でも海外でもオークションでは個人出品者が多く、海外発送はほとんどしていません。
そういう時のために、輸入代行のサービスの一つで、海外住所取得サービスがあります。
日本でいう私書箱を提供してもらい、IDの登録や住所情報を現地住所で登録することができます。
このサービスを利用すれば、商品開拓の幅が広がり、利益向上に役立つと思います。
全てを輸入代行に頼るのではなく、出来ることは自分でやり、出来ないことは業者に頼むほうが良いと思います。